- 2015/08/13 全部教え切るという焙煎師から学んでください
焙煎教室を始めて5年になりますが、2013年から「全力で教える」
という覚悟を決めてから、あっという間に60人の人が中島のファンクラブである
「弟子入り」ということをして頂いております。
さて今回コンサルの先生のメルマガに、「誰かの師に立つものは・・・・」に
ついて書いてあったので、焙煎教室という職業について書きたいと思います。
ここから書くことは、コーヒー業界を批判するのではなく、
コーヒー屋の考えは、こんな人もいますよ的に読んでみてください。
コーヒー屋の会合で
「私は焙煎教室をやっています。しかもプロ養成の教室です」
と、自己紹介したことがあります。
すると、こんな声が、、、、、
「馬鹿か、ライバル店を作ってどうする。自分で自分の首を絞めてやがる」
と、いうんです。
この意味、わかりますか。
旨いコーヒー屋は、自分の所だけで十分だ。
自分と同じレベルを作ると、売り上げが減る。
こんないい商売は、自分だけでやっていればいいんだよ。
と、いうことです。
プロを養成するほどの焙煎教室は、全国でもあまり知られていませんよね。
それもそのはず、自身のあるコーヒー屋さんなら誰でも、
コーヒー焙煎は、職人の世界だ。人に見せるのももったいない。
ましてや、教えてくださいだと?10年早いわ
というのがほとんどの自家焙煎の世界です。
でも、最近は豆と飲食だけでは、売り上げが少ないので
焙煎教室をする所も増えてきています。
しかし、コーヒー屋の本音は「ライバル店は作りたくない」が基本ですから
「私のすべてを持って行ってください」という焙煎の先生は、
10人もいてくれたら有難いと思われます。
特に、焙煎教室が、コース別に分かれているところは、
事前に、プロとしての核心の部分まで教えてくれるかどうかを
聞いてみた方がいいと思います。
例として聞いてみるなら
中島さん、このコーヒーの焙煎の仕方の全部を教えてもらえる
と、いうことで間違いありませんか。
焙煎教室を受けると、中島さんと同じ豆が焼けるようになれる
ということで間違いありませんか。
全く隠し事無く、全部を教えてもらえるということでよろしいでしょうか。
と、こんな感じです。
私は、教え切ると覚悟を決めてますから、全部YESですが、
他で受けられる場合は、確認してみる方がいいでしょう
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